今年もついに発表されたiPhone13シリーズ。今回は昨年のiPhone12シリーズと比べて注目するべきものがいくつか存在しています。特にiPhone13 Proに搭載されている機能はこれからのiPhoneシリーズにとっても非常に重要な機能になっていると思います。
今回はそのiPhone13シリーズに付いてまとめてみました。
なお、iPhone13シリーズは9月24日に発売となっています。
iPhone13シリーズの特徴
A15 Bionicチップによるさらなる高性能化
毎度恒例
のiPhone13シリーズに搭載される新たなCPUです。もちろんiPhone12に搭載されていたA14 Bionicチップと比べて更に改善されており、他のiPhoneシリーズよりも最大50%早いCPU、最大30%早いグラフィックスを発揮できると公式では明記されています。
しかし、個人的にはiPhone11シリーズから、処理性能自体はすでに頭打ちしてしまっていて、正直ここまでいる?と思っていました。そういうわけで、処理性能が良いということは考えずともわかるので、今回はその高性能を維持しつつバッテリーはどのくらい保つのかということに注目していきたい。
様々なカラーバリエーション
iPhone13においては、プロダクトレッド・スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク、iPhone13 Proにおいてはグラファイト・ゴールド・シルバー・シエラブルーがあります。昨年のiPhone12シリーズとは少し異なりプルーは少し明るくなっていたりレッドがより濃い色になっていたりパープルやグリーンがなくなっていたりしています。昨年のグリーンやパープルが好みだった人は残念だと感じるかもしれません。
ボタンの位置の変化とカメラの大きさ・位置の変化
通常モデルのiPhone13のカメラはiPhone12と比べて少し大きくなり、レンズの位置もiPhone12に比べて少し上側によっているためiPhone12のケースを利用することはできなさそうです。
同様にiPhone12と13シリーズの音量調節ボタンや電源ボタンの位置も少し異なるため注意が必要です。ただし使い勝手が変わるなどといったことはなさそうです。
前作では不評だったバッテリーも改善
iPhone12シリーズでは11シリーズよりもバッテリー持ちが悪いと言われていましたが、今回のiPhone13シリーズではどのくらいかはわかりませんが改善されているようです。しかし、もちろん処理能力も上がっているため実際にどのくらいバッテリーが保つかはわかりません。
ノッチの大きさがが20%縮小
今回の13シリーズではノッチが20%縮小されました。この変化がどのように利用されるかはわかりませんがそこまで違いは生まれないように思えます。気づかない人もいるのではないでしょうか。
カメラももちろん進化
カメラの改善内容は
- レンズが斜め配置にすることで広角カメラのセンサーサイズが大型に
- 超広角カメラが暗所に強くなった
- 手ブレ補正がより強力に
iPhoneはもとからカメラ画質がよく、年を追うごとにきれいになってきました。特にiPhone11シリーズからiPhone12シリーズではあまり注目されなかったカメラ性能が今回はどのくらいまできれいになているのか非常に楽しみではあります。
また、暗所に強くなったことによりカメラでの撮影だけではなくビデオ撮影までもが更に使い勝手が良くなったと言えるのではないでしょうか。暗所での撮影をよく行うといったニッチな方は今回のシリーズを購入するべきかもしれません。
新たな機能「シネマティックモード」搭載
公式文によると「シネマティックモードが被写体にフォーカスを合わせながら、その周辺に美しい被写界深度エフェクトを作り出します。」だそうです・・・
簡単に言うと、自動的に目立つ被写体にピントを合わせることで映画のようなメリハリのある動画を取れるということだと思います笑
もちろん、撮影後もピントの調節ができ自分の好みを追求できる仕様になっています。
これは実際に使ってどのくらい正確にピントが切り替わるかを試してみたいですね!
デュアルeSIM対応で物理SIM無しでの運用が可能に
だからなんだと言われてしまうかもしれませんが、iPhone13シリーズがすべてデュアルeSIM対応となったのは非常に素晴らしいことと言えるでしょう。もしかしたら物理SIM+eSIM×2という三回線運用も可能になるかもしれません。これができるとなると安価なDSDSスマホを購入するよりも快適に使用できるということになる可能性が高いかもしれません。まだまだeSIMの普及は一般化していないように思えます。これはweb上で色々手続きする必要があるのとただ単に知名度が無いためだと言えるでしょう。また物理SIMの方が回線をよく入れ替える人にとっては便利だということもあるでしょう。
もちろんこれからeSIMが普及しないと決まったわけではないのでどうなるのかはわかりませんが、これからのeSIMの普及に期待したいところです。
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iPhone13 Proのみの新機能
120Hzの高リフレッシュレート
iPhone13 Proのみにおいては「ProMotion」なる120Hzの高リフレッシュレートが搭載されます。これによって120Hzに対応しているゲームは120Hzでプレイできたりネットサーフィン時でも今までよりも画面がヌルヌル動くなど従来のiPhoneの60Hzとは比べ物にならないほど快適になるでしょう。
もちろんその分バッテリーの持ちが非常に気になるところです。Android端末にはもうすでにリフレッシュレートが120Hzの端末が多く販売されていますが、バッテリーが一日持たないというような意見も多くあります。しかし今回のiPhone13 Proには状況に応じて自動的にリフレッシュレートが変化するといった機能があるため、常に120Hzで動き続けるといったことはないようです。これによって今までは自分で設定からリフレッシュレートを変更するという面倒な動作をしなくてすむようになるので今まで以上にストレスフリーに快適な環境で使用し続けられるのではないでしょうか。
マイクロカメラを搭載
iPhone13 Proにおいてはマクロ撮影も可能になっています。
しかし、自分はマクロカメラを使用したことがないので実際どうなのかはわからないのですが、マクロカメラを使っている人っているんでしょうか?マクロカメラを搭載した!と言われても、どうしても使用する状況をイメージしにくいというのが個人的意見になります・・・
個人的にはとあるAndroidスマホに搭載されていたもののすぐにアップデートでその機能を潰された赤外線カメラを搭載してくれれば面白いのにな〜と思ったりもします。
最大1TBの巨大ストレージ
今までのiPhoneシリーズにはなかった1TBストレージが今回のiPhone13 Proに登場しました。個人的にはこんなにいる?と思うところもありますが、これだけの巨大ストレージであれば写真も取り放題、動画も取り放題、ゲームも入れ放題と悪いことはありません。何も気にせず、気の赴くままにストレージを消費していきましょう。
〜ここを頼むよAppleさん〜
逃れられない呪縛Lightning端子
新しいiPhoneシリーズが発表されるたびに充電端子に注目が行きます。
しかし皆さんご安心ください。今回も安定のLightning端子継続となっております。(絶望)
iPhone以外のApple製品であるiPad・MacBookはType-C端子に対応しているのになぜiPhoneは未だにLightning端子を継続しているのでしょうか・・・?ユーザー的にはiPhone以外のApple製品のみならずAndroidスマホにも使用できるType-C端子に統一してくれたほうが良いし、環境的にも良いような気がします・・・(もちろん簡単な問題ではないと思いますが)
指紋センサーも追加されず
今回も残念ながらというかやはりというか指紋認証は搭載されていませんでした。指紋認証がほしいやつはおとなしくiPhone SE2を買えというAppleさんからの圧力かもしれません笑
しかし、本当に指紋認証はほしいところでしてやはり顔認証だけではなく指紋認証と両方あったほうが便利ではあります。いつ終わるかわからない現在のマスク生活に老いて指紋認証はやはり便利なものです。
本当かどうかはわかりませんが、リーク情報によるとマスクをしていても顔認証ができるようになるかもしれないということです。でもやっぱり指紋認証がほしいですよね。人間とはそういう欲深いものなのですよ。
Appleさん今年はだめでも来年、来年こそどうかお願いしますと言いたいところですね。
〜ここが良いジャンAppleさん〜
以前のiPhoneでは考えられない価格設定
iPhone Xシリーズ、iPhone11シリーズではノーマルモデルでもかなり高額だった記憶があるのですが、iPhone13シリーズではかなりお求めやすい価格となっています。もちろんProモデルになると高額にはなりますが、ノーマルモデルでも十分だという方にはかなり手を出しやすい価格設定だと言えるでしょう。性能に至っても同じ価格帯のAndroidスマホよりも場合によっては良いということもあるかもしれません。
わりぃ やっぱ高えわ・・・という方には
iPhoneがほしいけど高くて最新シリーズはちょっと・・・。そんな方にはiPhone11をおすすめします。上の写真の通りiPhone11が61800円からというiPhoneにあるまじき価格となっています。今すぐiPhoneがほしいという方にはiPhone11を購入するのも一つの手なのではないでしょうか。
しかし、「これだけ安くなっているならもう一年待とう」と思っている方は注意が必要で、来年の新作モデルの発表時には公式サイトでiPhone11シリーズが購入できなくなる可能性が大きいです。現に2年前に発売されたiPhone Xシリーズはもうすでに公式サイトでは購入できなくなっています。そのため来年まで待って安く買おうという考えは危険だと言えるでしょう。もちろん新品でなくて言い方はフリマアプリなどで安く購入できるので気にしないでいいですが。
今回もminiが登場
前回のiPhone12シリーズで話題になったminiですが、今回も登場しました。日本では比較的人気であるように思えたiPhone12 miniも海外ではそこまで売上が振るわなかったときいたこともありますが今回も無事登場してくれました。自分のように手の小さい人にはminiシリーズは人気になると思います。しかも少し安価に購入できることもポイントとなっています。
今回は購入もあり
昨年度のiPhone12シリーズはiPhone11シリーズと比べそこまで性能に差があるようには思えませんでした。そのためiPhone12シリーズの購入は見送ったという方も結構いたように思えます。しかし、今回のiPhone13シリーズ、特にiPhone13 Proに関しては120Hzの高リフレッシュレートや今までにはなかったマクロカメラ、バカみたいに多い1TBストレージ、シネマティックモード、カメラの性能向上、バッテリーの改善といった購入するには十分すぎるほどの機能が盛り沢山になっています。
先程も書いた通り、iPhone11の購入もありな選択ではありますがiPhone13シリーズを購入しても決して公開はないと癒えるでしょう。
このiPhone13シリーズは9月24日から発売となっているので気になっている方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。